中山獣医科病院
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高度医療と診療内容例 膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼とは、後ろ足の膝(ひざ)にある膝蓋骨(おさら)がはずれる状態を言います。
犬の膝蓋骨脱臼は、全ての脱臼の約20%という、高率にみられる病気です。
原因は、先天性による場合と事故などの後天性の場合があります。歩き方がおかしい、足を上げたままにする、足を痛がる、足を時々ケンケンするなど歩き方に異常があれば詳しい検査が必要になります。
病気の程度
病気の程度は、4段階のグレード分類に分けられます。
グレード1では飼い主でも異常が気付きにくい軽い状態、グレード2では、走っていて急に後ろ足を上げたり、後ろ足の足先が内側や外側に向きます。
グレード3以上では明らかにいつも跛行(ビッコ)します。
診断は、獣医師の触診が最も重要です。
異常があればレントゲン検査やCT検査などを行い骨の変形や関節の病気の程度を調べます。
治療法
治療法は、犬の種類、体格、活動性、グレード分類などにより様々で獣医師の判断と飼い主の希望によって選択します。
一般に小型の犬の成犬では、症状が軽く傷みや関節炎がなければ内科療法で経過を観察する場合が多く、トイプードルなどに多い先天性膝蓋骨脱臼では、生後1-2ヶ月くらいで重度の跛行になるので早期に手術が必要となります。
骨の成長が止まるまで治療をしないでおくと手術によって機能回復は出来なくなってしまいます。
また、大型犬では若いとき急速に骨が成長するため早期に手術が必要となります。
手術法は様々な方法があり、適切な時期に適切な手術法で行いますが、非常に難易度の高い手術になります。
そのため、手術経験豊かな獣医師が手術する必要があります。
生活は、フローリングなどの滑りやすい床には絨毯を敷き、ボール遊びなど過度な運動は避けるようにしてください。
また、肥満を避けることは、足のためだけでなく健康維持に非常に大切です。
手術例
写真は、膝蓋骨脱臼に罹ったトイプードルの手術例です。
症状は、グレード3で、膝蓋骨が内側に脱臼しています。
パラガードと呼ばれるステンレスでできた櫛状のプレートを大腿骨の膝関節内に打ち込んで膝蓋骨が内側にずれないようにしています。
手術後1週間ほどでビッコがなくなり現在は快適に過ごしています。
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